5話目:眠る前の安心 ― 足元のぬくもり

夜になると、
ぼくらはみんな、同じベッドで眠る。

お父さんとお母さんが並んで寝ていて、
君はその足元で、ぼくと一緒に丸くなっている。

お父さんとお母さんの顔は見えないけれど、
足のぬくもりが、ぼくらを包んでくれる。

ぼくは、君の隣でそっと丸くなって、
君の寝息を聞きながら、
しっぽをゆっくり動かす。

ぼくら犬は、群れで生きる生き物。
仲間と寄り添って眠ることで、安心するんだ。

君の腕がぼくの背中にかかっていて、
君の足がぼくの前足に触れていて、
それだけで、ぼくは安心できる。

今日もいろんなことがあった。
庭で走ったり、草むらに顔を突っ込んだり、
ちょっとした冒険もした。

でも、こうして君のそばで眠れる夜が、
ぼくにとっての“しあわせ”なんだ。

ありがとう、君。
ぼくは、君の家族でいられてよかったよ。

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