第4話:ひとやすみ

たくさん歩いたポメちゃんは、木陰を見つけてちょこんと座った。
「はぁ、はぁ…」
小さな舌を出して、気持ちよさそうに息を整える。
ふわふわの毛が風に揺れて、陽の光を受けてきらきらと輝いている。
さっきまでの緊張も、今はすっかりほどけて、
目を細めて、どこか満足げな表情。
「おさんぽって、やっぱり楽しいなぁ」
そんな声が聞こえてきそう。
木の葉の隙間からこぼれる光が、ポメちゃんの背中をやさしく照らす。
草の匂い、風の音、遠くで聞こえる子どもたちの笑い声。
すべてが、ポメちゃんの午後を包み込んでいた。