第2話 ごはんの音は魔法の合図

カチャッ。
キッチンから、器の音がした。
それだけで、ぼくの耳はぴくっと動いて、
しっぽがふるふるって、勝手に動き出す。
「ごはん? ぼくの? ほんとに?」
期待で胸がいっぱいになる。
でもね、
きみがただコップを置いただけだったりすると、
ぼくはちょっとだけ、しょんぼりする。
それでも、また音が鳴るたびに、
ぼくの心は跳ねるんだ。
だって、きみがくれるごはんは、
おいしいだけじゃなくて、
「きみがぼくを見てくれてる」っていう魔法の味がするから。
雪が静かに降り積もる冬の朝。澄みきった青空に、ふわりと浮かぶ雲の文字——「2026」。それはまるで、空が新しい…
サーカス団にやってきて数日。ビションくんは、まだちょっぴり緊張気味。でも、今日はついに──はじめてのジャンプ練…
朝の光の中、ふとんの上でのび〜っとするフレブルくん。ちょっと眠そうな顔で、今日も一日がはじまります。ふぁ〜〜〜…
夕焼けが、草原を金色に染めていた。空にはオレンジ色の雲が浮かび、風はやさしく、どこか誇らしげだった。ぼくたち3…
夜のリビングは、昼間のにぎやかさがすっかり落ち着いて、やわらかな間接照明が部屋をほんのり照らしている。フレブル…