第1話:おでかけの予感

玄関に座るゴールデンくん。
その視線の先には、壁にかけられたリード。
「今日は行けるよね?お散歩、行けるよね?」
そんな期待に満ちた目で、じっと見つめている。
しっぽはゆっくりと左右に揺れて、
耳はぴくぴく、体は今にも立ち上がりそう。
でも、まだ“その言葉”が聞こえてこない。
「よし、行こうか!」
その一言を待っている。
ゴールデンくんの午後は、まだ始まったばかり。
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